ボールがフリッパーに向かってくるとき、フリッパーを上げた状態にして、ボールがフリッパーに当たる寸前にフリッパーを下げる。これはボールのエネルギーのほぼすべてを吸収し、ボールが下がったフリッパーの上の乗った状態で終わる。簡単に言ったが、マスターするためには多くの練習が必要である。しかし、それだけの価値はある。(これはウイリアムス社のフリッパーが最もうまくいくが、さてどうか? ) ボールがまだ回転しているか注意すること。そのときは、少ししか跳ねないでアウトホールへ向かってワープ速度9で加速して転がり落ちる。フリップする準備をしておくこと。
これは上述のテクニックにとても似ているが、ボールがフリッパーに丁度当たるとき、またはその少し後にフリッパーを下げる。フリッパーが下がった後、キャッチあるいはショットができる程度に、ボールは実際フリッパーを少し転がり上がる。このテクニックはボールが速く動いているときの方が簡単であることに注意。これがうまくいくためには、ボールがフリッパーより速く動いていることが必要である。ボールが速く動いていて、フリッパーを下げるのを早すぎないようにしたとき、ボールはフリッパーが下がりきる前にフリッパーに追い付く。
基本的に、これはデッドトラップと対称的なものである。フリッパーを上げた状態ではなく、フリップする時間を計り、ボールが当たる瞬間にフリッパーが上った状態になるようにする。正確に行うとボールは標準的なキャッチ位置に転がる。
ボールがフリッパーに向かっているが、それをキャッチできるように実際にはもう一方のフリッパーにボールが向かっていることを望んでいる場合、フリッパーをダウン状態にして、ボールをフリッパーラバーでバウンドさせ、もう一方のフリッパーに渡す。これはプレイするマシンのフリッパーラバーがない/汚い/裂けている場合にはうまくいかない。接触する瞬間にナッジングするとこの手助けとなる場合がある。
上げたフリッパーにボールが保持されているとき、フリッパーを下げ、そしてとてもとてもとても素早く上げた状態に戻しタップをボールに与える。ボールはスリングショットの下部角に当たり、そしてフリッパー(またはリターンレーンの下部)に当たった後、もう一方のフリッパーに移動する。実際、とても簡単である。少しの練習で身に付く。これを行うにはフリップするのが遅すぎるよりは早すぎる方が良い。早いと、通常、フリッパーのところで跳ねるかインレーンを転がり上がる。遅いと、プレイフィールドの中央に向かって予想しないボールが飛んでいく。
上げたフリッパーにボールが保持されているとき、フリッパーを下げ、そしてボールがもう一方のフリッパーに移動できる程度に、とても優しくかつ素早くフリッパーボタンをタップする。技術的には、このテクニックを使うのにボールをフリッパーに保持する必要はない。動いていてもいなくてもできる。それはプレイヤーのフリッパーコントロールに依存している。ボールを保持してから始めるとやりやすいが、トラップパスができないようなボールが動いている状況でも使用できる。これはソリッドステートフリッパーよりも旧式のウイリアムスのフリッパーの方がうまくいきやすい。
注意: このパスとトラップパスの違いは、スリングショットでボールを方向転換するかしないかである。トラップパスの場合、フリッパーをかなり動かすが、タップパスの場合、通常0.25インチ以下しか動かない。
これはかなりリスクがある。基本的に、反対側のフリッパーでボールを打ちたい、反対側のリターンレーンを通したい。ボールは上述と同じ位置にあるとして、フリッパーをダウンさせると、ボールはアウトホールに向かってフリッパーを転がり始める。ボールがフリッパーの終端にちょうど達したときにフリッパーボタンを押す。ボールは反対側のフリッパーを越えて、反対側のリターンレーンを上っていく。しかし、速すぎるボールにならないように注意すること。ボールはインレーンを完全に上りきり、アウトレーンに見事に落ちるかもしれない。
保持しているボールに対して、フリッパーを下げて、ボールがフリッパーの半分くらいまで転がらせる。そのとき、フリッパーボタンをとても軽くタップする(完全に中までは押さない)。ボールはもう一方のフリッパーへバウンドする。要求される強さはフリッパーの状態に依存する。フリッパーボタンのスイッチはこれをうまくやるためには良い形であることが必要であるが、最初のイメージより多くのマシンでやることができる。
ボールが早いスピードでインレーンを落ちるとき(通常はランプレーンショット、あるいはハビットレールに係わる別のショットによる)、そのレーン側のフリッパーを上げた状態にすると、もう一方のフリッパーにボールが渡される。ときどき、ボールが真ん中近くのときに小さく前に押すと、ボールが横切る手助けとなる。(この拡張: 僅かな実践により、ボールはキャッチ位置にゆっくりころがり落ちるように、正しい時間もう一方のフリッパーを上げることを学習できる。それは上記の"ライブトラップ"に似ている)