第9章 マルチボールプレイ
- ほとんどの新しいゲームでは、点数の大部分が様々なマルチボールモード中に獲得される。この章は、マルチボールプレイのための色々なテクニックを記述する。もちろん、他の章の助言の多くも意味がある。
- "マルチボール(Multiball)"(またはMulti-Ball)はウイリアムス/バリーの商標であることに注意。データイーストは現在は複数ボールのプレイを"トライボール(Tri-Ball)"と呼んでいる。ゴットリーブはまだ"マルチボール"を使用しているが...多分、ウイリアムスの法律家はまだ取りかかっていない?
- これは明らかに思えるかもしれないが、一時に1ボールについてだけ心配すればよいようにもっていく。複数のボールがフリッパー近くに広くバウンドすることは、通常、それらの少なくとも1つがすぐ落ちることを意味する。いくつかの解決方法がある。片側のフリッパーで1ボールをトラップする(暫定的な解決方法: マーフィーの法則は他のボールがすぐ同じフリッパーにやってくることを示す)、あるいは、数秒間それ自身を占有できるようにフィールドのどこかでボールを置き去りにさせる。バンパーやランプレーンはこれにはもってこいかもしれない。
- マルチボールはめくら打ちが許容されるプレイ方法である一時である。ランダムにめくら打ちするのではなく建設的なめくら打ちとなるようにすること。
- マルチボールにおいて、フリッパー操作中に、いくつかのボールが見れないということが多い。ズームアウトして、1ボールではなくプレイフィールド全体を見るようにする。それから、やろうとしているショットためにズームインする。フリッパーに関してよいフィーリングを持つことは、ここでも多くの手助けとなる。 (Twilight Zone は、この助言を実践するにはとても良いマシンである。なぜなら、ジャックポットやカメラショットの前に、ボールを止めトワイライトゾーンのテーマ("ドォドォゥドォドゥ"...何を意味するか分かるはず)を演じるからである。この音楽を聞くまではズームアウトし、それからビッグポイントショットのために捜してズームインする)
- プレイフィールド上部にフリッパーがあるゲームのほとんどが、このフリッパーによるショットがジャックポットショットである。これらのゲームでは、このフリッパーにいつボールが来るかを考え、また、ジャックポット獲得との交換として他のボールが落ちるとしても、そのボールを1秒間ほど無視することが好ましい。上部フリッパーにボールを送る方法も見つけておく(例えば、FunhouseのHidden HallwayやThe Addams FamilyのThingなど)。
- ボールが真ん中に落ちそうなときに、別のボールをフリッパーに保持しているか、別のボールがフリッパーに向かっているとき、落ちそうなボールをそのボールで狙う。断定できないが、うまくできるはずである。