第2章 一般的なプレイの助言と情報
- 気楽な衣類を着ること。
- 初めてプレイする場合は、その前に、ルールカードを読むこと。たいてい、そのカードはあまり助けにならないが、ゲームの基本的な感触を得るには充分である(つまり、ショットの狙い目、プレイフィールドの各部の名前など)。
- 上記に加えて、各ゲームのレイアウトを理解すること。狙い目と危険なショットが何かを理解すること。さらにショットがどう関係しているかを理解すること。それにより例えば、エキストラボールがランプレーンショットに点灯するであろうときにボールをバンパーに向かって打つというような無駄な時間がなくなる。
- 他人のプレイを見て、そのマシンを理解すること。
- みじめにもボールを落としても、フラストレーションでマシンをティルトにしないこと。それを行うとさらに多くの点数を失ってしまう。
- 誰も話題にしない場所やオペレーターの評判が悪い場所では、ピンボールはまともではない。ボールのスピンとラバーは異様な状態である。
- ボールのスピンを抑える方法は、ラバーや他の場所にボールがバウンドするときに常にマシンに下方へ平手打ち(スラップ)を与えることである。これはまさしくモールディングバー(Lockdown Bar)における平手打ちである。馬鹿げているように見えるが、それはスピンとスピードを減らす助けになる。
- ゲームの最初のボール(すなわちプレイヤー1のボール1)において、スタートボタンを押すとそのゲームに新たなプレイヤーを追加することになる。2ボール目からは、スタートボタンを押すとすべてのプレイヤーの現在のゲームを終了し、新たなゲームを開始する。Fish Talesから、ウイリアムス社はボタンを約1秒間押し続けた場合にだけゲームをリスタートするというオプション方式を採用した。このアイデアに関して賞賛するが、オペレーターがこのオプションを設定しない場合それを行うまで悩ませる。
- 新しいゲームすべてにおいて、ゲーム中にいずれかのフリッパーを押したままにして、ゲームの状況についての情報(リプレイスコア、クレジット数、エキストラ点灯までのランプレーンの回数など)を表示することができる。ウイリアムス社はこれを "ステータスレポート(status report)"、データイースト社は "インスタントインフォ(instant info)" と呼んでいる。この状態のとき、表示を素早くめくるためにはもう一方のフリッパーを押せばよい。ゴットリーブでは、通常はリプレイスコア及びときどきハイスコアが表示される。
- イニシャル入力: 左フリッパーボタンでアルファベットの逆順に移動、右フリッパーでアルファベット順に移動、スタートボタンでイニシャル登録及び次の文字に移る。(これはたいていのマシンでのことで、いくつかのゴットリーブではイニシャル登録用に別のボタンがある)
- 自分の手の位置に関して適切なポジションを選択すること。適切でないと疲れてしまう。腰の位置については人とマシンの高さに依存するがだいたいの人が正しい。
- 頭の位置をより高くすると、ボールの場所を良く見ることができるので良い。より低くすると、ボールの方向を判断できるので良い(例えば、ボールがセンターポストに当たるかどうかを判断しようとする場合)。良い中間点を見つけよう。
- 体重をまず足に、それから手にかける。この場合、より揺らすことができるようになり、また自分を傷つけるリスクが減る。